タイの治安は悪い?睡眠薬強盗の被害者が語る驚きの手口!!
皆さんも良く耳にすることのある 微笑みの国タイ!!
昔から新日国として日本人旅行客数ランキングは上位になるほどの人気の国
タイの国民は温厚で前向きな人が多く安心安全な国のイメージが強くあると思います!!
私も初めてタイを訪れた時は親日国の安全なイメージを持っておりました……..
しかし、今は少し違います。
今回は私が実際に経験した 『睡眠薬強盗』 について書いていきたいと思います
タイの治安は悪い?!『睡眠薬強盗』とは?
『ターゲットに睡眠薬などを飲ませ、ターゲットが眠りについたタイミングで金銭を奪う』
事を睡眠薬強盗や昏睡強盗とも言います。
『睡眠薬強盗』事件前の私の心構え
私はタイ旅行中、慣れない国外旅行で注意、警戒をしていました
知らない人に渡されたものを受け取らない
など些細なことから気をつけており対策をしておりました!!
しかし、私は注意していたのにも関わらず被害に遭いました
財布の中に入れていたお金35000THB (約16万円)は全て取られました
タイだけだはなく世界各国、日本でも同様の事件がありますそして
観光地には必ず旅行客を狙った事件が多くあります
実際の『睡眠薬強盗』事件例
- タクシーの運転手がお客にドリンクサービスで睡眠薬入りの飲み物を渡し昏睡状態になったタイミングで金品を奪う
- クラブで気さくに話しかけてきた人がお酒を奢ってもらった、その飲み物に睡眠薬が入っており昏睡状態になったことを確認して金品を奪う
他にも、昏睡状態で見ぐるみを剥がされて暴行されお金以外にパスポートなどを取られたり、薬の作用が原因で入院したケースや最悪の場合死亡した事例もあります
私のようにお金を取られるだけなら正直言ってお釣りが来た状態です
一歩間違えると命に関わる危険なことなので私のような被害者が出ないように
私が経験した時の経緯から注意点をお伝えしたしと思います
『睡眠薬強盗』事件の経緯
睡眠薬強盗に遭うまでの経緯について書いていきます!!
場所・時間
場所はバンコクでも有名な繁華街 パッポン通り
最後に確認した時間は現地時間で、21時頃
(昏睡状態になっ後の記憶を思い出すことができないため21時頃と書かせていただきます)
バンコク BTS サーラーデーン駅からすぐのパッポン通り
パッポン通りの両サイドにはマッサージ店、ゴーゴーバー、飲食店もあり夜には人気のナイトマーケットも開かれる観光客に人気の通りとなっております。
当時私は一人でパッポン通りでお酒を飲んでいました
ナイトマーケットや営業中の飲食店も多くあり、人通りも多く明かりもついている通りなので安心していました、例によって気さくに話しかけてくる少し怪しい雰囲気の方もいましたが
お酒は飲んでいても泥酔ではなく一人での海外の夜なので警戒心は日中より高い状態でした
少し飲んだら帰宅する予定だったのでパッポン通りから店内が丸見えの
生演奏をしているクラブ『The Paddy Field』入りました
睡眠薬を混入されたタイミング
私はテーブル越しにグラスが見えるように座りステージの生演奏を見ながら楽しんでいました
しばらくして私のすぐ後ろあたりでグラスが割れるような音がしました
見てみると、誰もいない後ろのテーブル上のグラスが落ち、飲み物が床にこぼれておりグラスが割れている状態でした
急いで定員さんが掃除をする事態に……..
この一瞬目を離した隙に私の飲み物に睡眠薬を導入されていました
この後自分の飲み物を飲んでから記憶が全くありません
翌朝、目を覚ましてから
目を覚ましたら自分のホテルのベットの上で眠うていたようで
財布の中のお金は全てなくなっておりました
ホテルにどうやって帰ってきたかもわかりません
そして激しい動悸、経験したことのない酩酊感、頭痛、ふらつきで恐怖を覚えるほどの体調不良に陥りました
一日中動くことができず目を覚ましてから1日ホテルで休んでいました
※翌日には何事も無かったくらいに回復しました。
事件のあらすじを地元警察に確認
後日タイで警察官をしている私の友人に事件の事を話すと
犯人は私が一人でパッポン通りに入った段階でターゲットに決めていたと警察官の友人は話していました
一人で来ている観光客や、泥酔状態の人を常に探しているそうです
ターゲットを見つけてはフレンドリーに話しかけ一緒にお酒を飲もうと誘ったりさりげなく近づき飲食物を見てない間に睡眠薬を混ぜたりと
こちらには気づかれないような距離感で機会を狙っているそうです
『睡眠薬強盗』に合わないための注意点
夜に一人で出歩かない
経験者として1番最初に言えることは 夜に一人で出歩かない
当たり前ですがこれが1番です!!
せっかくの未知の国、夜の街を探索したい気持ちはわかります、しかし夜は本当に事件が多いです
夜一人で歩いている日本人観光客は格好の餌食です
知らない土地では夜一人で出歩かないことをお勧めします
持ち物の整理
私は事件日、翌日以降の現金がなかったため日中に両替するためにいつもより多く現金を入れており現金を置くためにだけにホテルに帰るのが面倒だったので両替後にそのまま出歩いてしまっていました
当日使う分以外の現金、クレジットカード、貴重品、パスポート はホテルの金庫内に入れておきましょう
パスポートは提示を求められることがあるのでコピーを財布に入れておきましょう
※ホテルによっては金庫がない場合もありますその場合は鍵付きのキャリーケースに入れています
飲食物から目を離さない
夜の歓楽街、観光客が多く集まる場所では注意しましょう
お酒を飲む際は人から渡されたものは飲まない自分のグラスや食べ物から必ず目を離さないようにしましょう
もし、しばらく目を離してしまったらもったいないですが新しいものを注文すること
飲み過ぎには注意です、誰に狙われているかわかりません
『睡眠薬強盗』の被害に遭ってしまったら
残念ですが、被害に遭った場合ほとんどのケースで泣き寝入りすることになります
私もお金は帰ってきませんでしたが、本当に命あるだけ幸運だったと思っています
被害後の対応方法をまとめておきます。
警察に連絡
すぐに警察に被害を報告を報告しましょう タイ語、英語等の対応になります
そして現地の警察で盗難届を提出し、「盗難証明書」をもらいましょう
海外旅行保険の確認
海外旅行保険の補償を受けるためには「盗難証明書」が必須になります
一部補償対応になるので海外旅行保険に入っている場合は連絡しましょう
海外旅行保険に加入していない場合は海外利用したクレジットカード等を確認をしましょう
クレジットカードに海外保険が付帯してある可能性がございます
クレジットカードの紛失
早急に利用しているクレジットカード会社に連絡をして
カードの停止をしてください不正利用されている可能性があります
パスポートの紛失
電話番号:(66-2)207-8500、696-3000
まとめ
今回私は実際にタイで被害に遭いましたがタイ全体が悪いわけではありません
どこの国でも同様に一定数の悪い人がいるからこのような事件が起こります
だからこそどんな国でも危険はあります
被害には遭いましたが私は今でもタイの人々や文化が大好きです
ごく一部の犯罪者や危険人物だけではタイのことを嫌いにはなれないほど魅力の多い国です!!
今回の嫌な経験よりを凌駕するほど楽しいことも多くあります
今後も最高なタイのお勧めスポットなど紹介していきます
注意を怠らず楽しい旅を送ってください